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かっこいいぜ!スピノサウルス!!

by NA

スピノサウルスは、白亜紀前記から後期(約1億1200万〜約9,700万年前)に、アフリカ大陸に生息していた獣脚類です。
主に魚を主食にしていた可能性が高いと考えられています。

ジュラシックパーク3で出演

スピノサウルスはジュラシックパーク3でティラノサウルスと戦っています。
このシーンで一躍有名になったような気がしますね。

実際にスピノサウルスとティラノサウルスが戦っていたかどうかについては、「生きていた時代」と「生きていた(化石が見つかっている)場所」が違うため、戦っていないと考えられています。

ティラノサウルスと同じかそれ以上の大きさ。

スピノサウルスは、背中に「帆」があることで有名です。背骨から骨が空に向かって伸びているの。奇妙!

全長は15mといわれています。(研究によっては、14m、18mとも)王者「ティラノサウルス」は全長12mと推測されていますので、より大きい(もしくは同等くらい)獣脚類です。

スピノサウルスは2足歩行?4足歩行?

近年、スピノサウルスの研究も進んでおり、その姿がわかってきています。

過去の復元図では、前足を持ち上げた2足歩行の姿で描かれていました。(ティラノサウルスみたいな)
しかし、2014年に「4足歩行の復元像」が発表されました。しかも、水中で生活していたというのです。

この記事を初めて読んだ時はビックリ!そして、それ以上にワクワクしました。
主に陸上で生活して、ティラノサウルスに近い姿勢(2足歩行)で歩いていたことを想像していたのに、後ろ足が短くなって4足歩行をしている復元図とさらに水中生活だってーーー?!?!

コンピュータで組み立てられた新しい姿

スピノサウルスの化石は、第二次世界大戦中に空爆に遭ってしまい、現存してる化石は、部分的なものだけです。そのため、研究がなかなか進まなかったそうです。

そこで、各地でバラバラに発見された骨と近縁の恐竜の骨のデータをコンピュータに取り込んで組み立てたところ、後ろ足が異様に短い姿が復元されました。
後ろ足が短いことで重心は以前の復元図よりも前方に寄るため、4足歩行をしていた可能性が高まってきました。

水中生活に適した骨の構造

水中生活をしていたと考えられる理由は、四肢の骨が他の獣脚類と比べ緻密で重いということ。
骨が緻密で重いと、バラスト(おもり)の代わりになります。(現生の水棲・半水棲の動物と一致)

もうひとつの理由は、後ろ足の指が幅広で、指の間に水かきがあったとみられているためです。

大きな帆を水面に出して泳ぐ姿を想像するとワクワクしますが、実際に目の前にいるとしたら…、恐ろしいことこの上ない…。

 恐竜博2016で、最新の復元像(全身骨格)来日!!

去年のことですが、スピノサウルスの最新の復元像(全身骨格)が恐竜博2016で来日しました!
最後に、ド迫力のその姿をご紹介します。(この記事の表紙写真も恐竜博2016で撮影した写真です。)

今年は「ギガ恐竜展2017」がありましたね。
次は「ルヤンゴサウルス」について書こうかな。

参考図書
白亜紀の生物(下巻)


NA
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